1章 あがれるようになろう①
章だてていい感じに書いていけたらいいなと思っています。
レイトン准教授です。
まず初心者ができるようになるべきことは、あがる(和了)ことです。
麻雀は守備が大事とかよくいいますが、最初に学ぶことではないと思います。
麻雀はだいたい25000点からスタートしますが、そのままの点数では基本的にトップにはなれません。
なにより、最初のうちは麻雀で一番楽しいあがるということを覚えてほしいと思います。
では、あがるために何を学べばいいかという話になります。
一番最初にできるようになるべきこと。
それはリーチできるようになるです。
面前で聴牌して、リーチをかける。これができるようになれば、麻雀打ちとしての第一歩が踏み出せるといえるでしょう。
リーチするに他家よりも早く聴牌する必要があります。
そのために効果的な考え方が牌効率です。
牌効率という言葉も複数の意味があるのですが、ここでは
自分の手牌だけを考えたときにどれを切ると一番聴牌しやすいのか
という意味として扱っていきます。
4面子1雀頭をつくるのがあがるための条件(七対子と国士無双は除く)なので、基本的には面子をつくるためにはどれが使いやすいかということを考えていきます。
麻雀牌にはマンズ(m)、ピンズ(p)、ソーズ(s)の1~9と字牌の東南西北白發中があります。
このうち、字牌は横並びで使うことができないので、とを持っていた場合は東の方が価値が低いということになります。その分字牌は暗刻にすると役になったりとうれしいことがありますが、また次回以降で話します。
今回はひとまず牌同士の比較について話して行きます。牌の比較では、ターツや面子になりやすさを考えます。ターツというのは面子の一個手前のやつですね。両面、ペンチャン、カンチャン、対子の4種類がターツです。
(ほんとはトイツはターツではないらしいのですが、わかりやすいように面子の一個手前を全部ターツと呼びます)
まず数牌の3~7が孤立としては一番強い牌になります。
例えばであればの5種類でターツになります。
であればの4種類でターツになるので、よりも4枚もターツになる牌が少ないと言えます。
単純に1枚の牌を比較してターツになりやすさを考えると
3~7>2>1>字牌
となります。
当然ながら、通常は関連する牌を持ってることが多いです。たとえばと持ってるときのと孤立したではどちらが強いでしょうか。
の受け入れはの3種類、の受け入れもの3種類です。しかし、ピンズはを持っているため、の受け入れはカバーできています。
そのため、と持っているときのの受け入れはだけということになります。
つまりこの場合ではの方がより強いということです。
このように同じ1の牌でも他の牌を持っていることで牌の強さというものは変わってきます。 受け入れの枚数が多くなるように牌を捨てていきましょう。
ターツになりやすさの他にターツの強さという考え方があります。
ターツは
両面>カンチャン>ペンチャン
の順に強いと言えます。トイツは別の要素が入ってくるので今回は除外します。
強いターツになりやすい牌を残すというのも牌効率で重要な考え方になります。受け入れ枚数が同じやほとんど変わらない場合はターツができたときの強さも考えてみましょう。
自分で 考えて身につけることも大事なことなので、牌同士の比較をなんとなく考えてみてください。(決してこの辺でめんどくなってきたとかじゃないですよ
今回はここで講義を終わろうと思います。
次回ももう少し牌効率の話をしようと思っています。
ありがとうございました。
この手牌の受け入れ枚数は何枚かなと思ったらこのページで調べてみるといいかもしれません。