2章 守れるようになろう(確認テスト)
積み本が増えてきて困っています。
レイトン准教授です。
今回は守備をテーマとしてきた2章の確認テストです。全部で5問用意しました。問題があいまいなとこもあるかもしれませんが、前回までの内容を思い出しながら考えてみてください。
第1問
なんにも情報がないとき、以下の牌の安全度はどのような順番になるでしょうか。
第2問
リーチ者にが通っている場合、との安全度はどのような関係にあるでしょうか。
第3問
以下の副露が入っているとき、どのような役が想定されますか。思いつく限り上げてみましょう。
第1問 答え
> > >
情報がなんにもない時の牌の安全度は以下の通りです。忘れてしまっていた人は覚え直しましょう。
字牌 > 1,9牌 > 2,8牌 > 3,7牌 >4~6牌
第2問 答え
=
筋牌が通っている1,9牌と字牌の安全度は基本的に同じです。筋の安全度も整理して覚えられるといいですね。
第3問 答え
可能性があるのは以下の3つです。きちんと想定して、どれが可能性が高いか推理していけるように頑張りましょう。
・タンヤオ
・役牌
・三色
第4問
打点読みをする際に、気にするべきものはなんでしょうか。
第5問
押し引きの1番簡単な基準といえばなんでしょうか。
第4問 答え
答えはドラです。ドラの枚数が1番打点に直結してきます。特に副露の打点読みには有効です。
参考までに言うと、リーチの打点は読めないので平均打点で考えましょう。だいたい3飜40符くらいだと思っておけば問題ないと思います。
第5問 答え
1番簡単な基準は、自分が聴牌しているかどうかです。
聴牌していれば押してしまうのが判断として1番簡単です。攻撃は最大の防御ということですね。相手があがる前に自分があがってしまえば、相手の加点を避けれて自分が加点できるので、かなり有利をとることができます。
確認テストは以上になります。この5問の内容を忘れてしまっていた方は、復習してみてください。全部覚えていた方は素晴らしいですね。これで、ひとまず戦えるレベルの守備知識が身についています。あとは実践で試していってください。
2章では、守備の基本について話してきました。1章2章がちゃんと身についていれば、麻雀がうまくなるうえでの基本がわかっていると思います。
次回以降は中級者向けの内容を中心に、戦術的なことも書いていければと思っています。ひとまず字牌の扱いについて書いてみるつもりです。何か書いてほしい内容があればコメント等お願いします。
それでは今回の講義は以上となります。
ありがとうございました。
2章 守れるようになろう③
久々にリア麻を打たない週末でした。レイトン准教授です。
今回で守備の基本は終わりになるかなと思います。
今回のテーマは、打点読みと押し引きです。
まず打点読みから話していきます。
打点が高くなる一番の要因はなんでしょうか。それはドラです。赤のあるルールでは全部で7つのドラがあります。このうちたった2つあればリーヅモで満貫です。3つ集めれば出あがりで満貫です。
つまり、簡単に打点を判断するにはドラの枚数を数えることが重要です。
特に副露の打点は役とドラの枚数だけで判断できます。相手を見ることに慣れれば割と簡単に予想できると思います。
このように副露相手を少しでも気にすることは大事です。少しづつ慣れていきましょう。
ではリーチの打点はどのように読んだらいいでしょうか。
待ち読みなどでも当てはまるのですが、基本的にリーチは読まなくていいです。リーチは不確定な情報が多すぎて読めないと思ってしまう方がいいです。一応ドラの見えてる枚数である程度の想像はできますが、そこまで頼りになるものではないと思います。
それよりも気にしてほしいのは平均打点です。
親のリーチだったら平均してこれくらい、子のリーチだったら平均してこれくらいというのがあります。正確な数値は他のブログとか戦術書を参考にしてください。ここではアバウトな値を載せておきます。
親の平均打点:約9000点
子の平均打点:約6000点
3飜40符~4飜25符くらいが平均打点だということが分かっていれば問題ないと思います。ここからドラが1枚も見えてないから満貫くらいはあるかなとか、ドラは自分が一杯持ってるし3飜くらいかなとか、そういう想定をしてみてください。
打点読みもできないよりできた方が確実に強くなれるので、余裕が出てきたらやっていってください。
次に押し引きです。
ここでは一番シンプルな押し引きの基準を教えます。
これが一番シンプルかつ割と有効な押し引きの基準です。強い人もベースはこれだと思います。ここから手牌によって基準が変わります。イーシャンテンだけど受け入れが広くてと打点が見込めるからとか押しとか、通ってる筋が多すぎるからこの無筋では引きとかそういう感じです。
基準があれば調整しやすいと思うので、やりながら自分だけの押し引きを身につけてください。ちょっと丸投げ感ありますが、明確な基準がないので、自分で身につけるか人の麻雀を見て真似するしかないです。天鳳の観戦とかもうまく使えば上達への近道になると思います。
まとめとしては以下の3つがポイントです。ぜひ活用してみてください。
- ドラの枚数を数える
- リーチの打点は3飜40符くらい
- 押し引きの基準は聴牌かどうか
今回の講義はここまでになります。
次回は確認テストをやっていく予定です。
ありがとうございました。
2章 守れるようになろう②
いい加減テレワークに飽きてきました。レイトン准教授です。
前回は守備の基本である、牌の安全度について説明しました。牌の安全度は主にリーチを受けたときに使う守備の考えです。
もう1つ麻雀の守備でよくイメージされるのが、読みです。捨て牌とか鳴いた牌からどれが当たるか等を推測することですね。
ここで1つ断言しておきます。
初心者のうちは読みは必要ない
麻雀の1つの華というかかっこいいポイントだと思いますが、読みというのは多くの情報を処理する必要があります。つまり、自分のことで手いっぱいのうちはする必要がないということですね。自分の手牌だけでなく、他家のことが気にする余裕ができてきたら読みに取り組んでいきましょう。
とはいうものの相手のことを最低限考える必要はあります。それは役は何かということです。リーチは役がリーチということはわかっているので気にしません。
考えてほしいのは副露についてです。
麻雀は役が1つ以上無いとあがれません。しかし、副露してもつく役というのは限られています。役牌、タンヤオ、染め系、チャンタ、三色、一通、対々和、いろいろありますね。しかし役が複合するということはそんなに多くありません。チャンタと三色とか役牌が絡むくらいですね。つまり、副露者の役というのは結構絞ることができるということです。
役の選択肢が絞れるとそれだけで危険な牌というのがわかります。
例えば以下のように鳴いている人がいるときはどんな役を想定しますか?
真っ先に浮かぶのは123の三色でしょう。つまりソーズの123が危ないということになります。あとはチャンタ系ですかね。789に絡むところも少しはケアしたいところです。チャンタ系なら真ん中の数牌が多く切られているのでわかるかもしれません。
では以下のように鳴いている人がいるときはどんな役を想定しますか?
染め系を想定しやすいですよね?これも捨て牌の偏りから推測することができることが多いです。上の副露者に対しては字牌とマンズは覚悟を持って切る必要がありますね。
このように役を絞り込めるだけで、危険牌というのは34種類からどんどん絞っていくことができます。それが読みであり、上手な人の押し引きにつながっています。
役を想定してケアしましょうといっても、どれくらいの副露からケアする必要があるかですが、まず3副露は必ずケアしましょう。それでも押したい手なら勝負でかまいません。2副露は手牌によるって感じです。最初のうちは、1副露の相手をケアする必要はありません。ただし、役の推理だけはするようにしましょう。それが今後上達していくうえで必要なトレーニングになるはずです。
副露に対する押し引きは難しいので、そこまで頑張らなくてもいいかもしれません。ですが、役を必ず考える癖をつけるだけで上達速度はかなり上がると思います。ぜひ実践してみてください。
今回の講義のポイントは1個だけです。
副露者の役を推理する
これだけ覚えてもらえれば十分です。
少し短いですが、今回の講義はここまでにしたいと思います。
ありがとうございました。
2章 守れるようになろう①
最近負けが続いていて、麻雀に萎えています。
レイトン准教授です。
しばらく間があいてしまいましたが、また頑張って書いていきたいと思います。
2章では守備ということについて話していこうと思います。たぶん2,3回でまとまるんじゃないかなと思います。
麻雀において守備というのはかなり重要です。単純計算で4局に1回しかあがれないので、残りの3/4は守備ということになります。まあ実際はそんなには守備ばっかりにはならないですが、守備の比率は相当大きいです。
では本題に入っていきましょう。今回は安全度の比較です。
基本的な守備として、相手のリーチを受けたときにどの順番で安全なのかということを話していきます。
一番安全なのは現物です。相手が切っている牌はロンされないので、一番安全に守備を行いたいときは現物を切りましょう。
なんにも情報がない場合など、現物以外の安全度は以下のようになります。
字牌 > 1, 9牌 > 2, 8牌 > 3,7牌 >4~6牌
まず1番安全なのはシャボか単騎にしか当たらない字牌ですね。現物がなんにもなければ字牌というのは基本的な守備の選択です。
数牌の安全度比較では、シャボと単騎を除いてどういうパターンに当たるかというのが1つの判断材料になります。
1,9牌:1つの両面にしか当たらない
2,8牌:1つの両面とカンチャンに当たる
3,7牌:1つの両面とカンチャン、ペンチャンに当たる
4~6牌:2つの両面とカンチャンに当たる
通常は良形を目指すので両面に当たりやすい方が危険としています。
単純な牌の安全度は上記の通りです。なんにもないときは字牌や1,9牌を切るってのは大事な選択です。この順番を覚えておけば応用して安全度を正しく比較できるので、しっかり覚えておきましょう。
次に筋について説明します。
筋というのはを切っているリーチに対するとかのことですね。両面待ちになったときの片割れといえばいいのでしょうか。
筋は両面に当たらないので、かなり安全度が上がります。特に1,9牌が筋になっている場合は字牌と同等の安全度になります。もっと言えば役が絡みにくい分、字牌(役牌)より優先的に切る牌になります。
2,8の筋はカンチャンのみ、3,7の筋はカンチャン、ペンチャンと可能性はあるものの両面には当たらない牌になります。無筋よりは安全と言えるでしょう。
しかしが切れているからといってが安全になるわけではありません。の両面が残っているので。との両方が通って初めてが安全になります。これは中筋って呼んだりします。
筋以外にも両面に当たらないことがわかる情報があります。壁です。
壁というのは例えばが4枚見えているなど、同じ牌が4枚見えている状況を言います。このときはは両面に当たりません。4枚見えている牌の2つ外側までは両面に当たらない牌になります。
壁に近い考え方にワンチャンスというものもあります。これは同じ牌4枚じゃなくて3枚見えている状況を言います。両面は否定されていないけど、確率は多少低いです。あまり信用しない方がいいですが、なんもないよりはましってやつです。
もう1つ重要な考え方に、同じ牌を切って複数巡しのぐというのがあります。例えば3,7の筋を2つ通すよりも無筋の1,9のトイツ落としをする方が放銃率が低くなるっていう考え方です。まだまだ流局するまでに巡目がある場合などは、多少の瞬間放銃率上昇を受け入れて1,9牌のトイツや暗刻を落とすことで、のちの1巡、2巡を買っていきましょう。
ここまでの話がなんとなく理解できていれば、そう簡単には放銃しないと思います。
しっかりより安全な、より放銃が少なくなるような選択ができるように頑張っていきましょう。
今回の講義はここまでです。
ありがとうございました。
たまには自分の話でも
昨日1人で晩酌したらがっつり気持ち悪くなりました。
レイトン准教授です。
1章が終わったということで息抜きの回にしたいと思います。ひとまず自分の麻雀遍歴の話でもしてみようかなと思います。
どうでもいい人は飛ばしてください。
麻雀を始めたのは小学生の頃ですね。祖父母の家に帰省するたびに親戚がやっていたので、そこに参加して覚えたって感じです。そこでは赤無し喰いタンなしの古のルールでしたね笑
家族麻雀をしている間は全然上達しなかったですね。牌効率のはの字もしらなかったので。まあ年数回しかしなければそんなもんです。
ずっとほとんど家族麻雀だけでしたね。あとはアプリでCPU相手に遊ぶくらいでした。天鳳とか東風荘はまったく知らなかったですね。
そうしたうちに高3になり、大学選択のときが来ました。理系で国立を第一志望にしたいなくらいにしか考えていませんでしたね。学力的に行けそうなところをピックアップしたなかに電通大があって、サークル紹介ページに競技麻雀部を見つけました。いったいどんなことをするのかと心惹かれていきましたね。
正直半分は麻雀部で大学を決めました。
自分でも変だと思うんですが、大学見学は1回も行かなかったです。なぜか親は2,3回は行ってたけど。初めて大学に行ったのは受験当日で、しっかり迷いました笑
大学では麻雀部と将棋部の兼部とかいう陰キャの塊みたいなチョイスをして大学生活を過ごしていくことになります。将棋の方はほとんどぱっとしなかったですね。一応団体戦の公式戦で1回だけ勝ちました。
麻雀部には精力的に参加していました。先輩に指導いただきながら麻雀の奥深さにのめり込んでいったと思います。新入生リーグと上級生リーグに分かれていたのですが、新入生リーグでの成績は全然でしたね。たしか下から数える方が早かったんじゃないかな?まあ誰にも期待されてなかったのは間違いないです。
最初は20人以上いた同期もだんだん減っていきました。最終的には10人とかになりましたね。そんななかでも自分は参加し続けて少しずつ上達していきました。
部で推奨されていた天鳳もずっとやっていました。1つ目のアカウントは1年くらいでやめちゃって、2年からレイトン准教授というアカウントで打っています。
2年になってもまだまだ下手だったので、4段にはなれましたが3段に落ちたりしてました。大体は初到達の段位になるたびに1つ落ちてを繰り返す感じでしたね。それでも少しずつ段位は上がっていきました。
同期が7段になったりなんやかんやありましたが、3年の夏についに念願の7段になることができました。その後も打ち続けて最終的に4年の9月に9段にタッチすることができました。9段以上のプレイヤは上位200人くらいなので、一瞬でもそこに行けたってのは自信になりました。
ほとんど初心者同然だったところから始めて、最終的に天鳳9段という上級者といって差し支えないところまでいけました。継続は力なりという言葉がありますが、それを身をもって体験できたと思います。
今振り返ってみると本当に麻雀漬けの大学生活でしたね。院を含めて6年間、週1回以上は麻雀部に通い続けたし、授業中に天鳳したり(真似しないでね)、研究も麻雀を題材にしたし、就活でも麻雀部の活動をアピールしました。今でも月に何度も麻雀を打って遊んでいるしで、一生ものの趣味になっています。
麻雀遍歴としてはだいたいこんな感じですかね。今も天鳳を続けていて、7段と8段をいったりきたりすることが多いですが、もう1度9段を目指して日々邁進中です。皆さんと一緒に強くなっていけたらいいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次章の麻雀講義もよろしくお願いします。
1章 あがれるようになろう(確認テスト)
予想外の爆睡をかまして遊びの誘いをスルーしてしまいました。
レイトン准教授です。
今回は確認テストです。
今までの内容をちゃんと覚えられているか、理解できているかを確認します。
最初にこれをやって全部正解できるなら1章は読まなくても大丈夫ということですね。
最後の問題は少し意地悪な問題にしてしまったので、最初のうちはできなくても大丈夫です。8問目まではちゃんと理解しておきましょう。
全部で9問あります。3問1セットでやっていきます。
第1問
1~9の数牌と字牌を孤立牌として比較したとき、強さはどういう順番になるでしょうか。
第2問
このブログで言及されているターツとはなんでしょうか。すべてあげてください。
第3問
今あげたターツをを使うとどういう形になるでしょうか。
第1問 答え
3~7 > 2,8 > 1,9 > 字牌
横につながる牌が増えるほどに孤立牌は強くなります。
3~7:横4枚
2,8:横3枚
1,9:横2枚
字牌:横0枚
第2問 答え
カンチャン、ペンチャン、両面、トイツ
トイツがターツなのはこのブログだけで通じる話なので、初見の人はトイツがなくても正解かな。
第3問 答え
カンチャン:
ペンチャン:
両面:
トイツ:
ちなみに強さは以下の順番です。トイツは比較しづらいので除外してます。
両面 > カンチャン > ペンチャン
では次のセットにいきましょう。
第4問
ターツの発展で強い形として、以下の3つを紹介しました。それぞれどんな形でしょうか。が1番小さい数字の牌となるように考えてください。
リャンカン、なかぶくれ、4連形
第5問
手牌が何ブロックになるように意識するとよいでしょうか。また、ブロックはどういう状況で強いと表現していたでしょうか。(ヒント:ブロックの枚数が…)
第6問
このブログでは、副露をするときはどういう鳴きをしない方がいいと言及したでしょうか。当然役がある場合です。(ヒント:打点が…)
第4問 答え
リャンカン:
なかぶくれ:
4連形:
4連形は1234とかでは言わないですが、数字がずれても基本的にはこういう呼び方をするのでちゃんと把握しておきましょう。
第5問 答え
5ブロックを意識しましょう。
4面子1雀頭をつくるので、5つのブロックが必ず必要ですね。6ブロックは必ずどこかで選択になるので、5ブロックを意識するのがよいです。
ブロックは奇数枚が 強いです。
3枚で1面子や5枚で1面子1雀頭となることが多いので、奇数枚が強いということを覚えておきましょう。
第6問 答え
打点が1/3未満になる鳴きはしない
通常、副露は打点を犠牲にして速度を上げる選択です。点数をより多く稼ぎたいので、打点を犠牲にしすぎないように気を付けましょう。
最後のセットは何切る形式です。
第7問
以下の手牌から何を切りますか?
第8問
以下の手牌から何を切りますか?
第9問
以下の手牌から何を切りますか?
第7問 答え
答えはです。
孤立牌の比較の問題です。筋の孤立牌を持っている孤立牌は価値が下がるので、を持っているこの手ではの価値が通常の1,9牌よりも下がります。逆にはを孤立と見るとを引いてリャンカンができるので少し価値のあがった牌となっています。
第8問 答え
答えはです。
ターツの比較の問題です。カンチャン、ペンチャンの比較として認識できてますか?
他は単独のペンチャンカンチャンよりは強いターツや面子になっています。
第9問 答え
答えはです。
6ブロックで全部両面なので、どの両面を切ろうかなとなると思います。もしくは切って保留しようとした人もいるでしょうか。
5ブロックを意識して両面を払うとすると、を1枚使っている分を払うという構想になります。ただ、今回はそれよりもいい選択が切りです。
を切ると、一見の受けがなるなるように見えますが、実はの部分での受けが残っています。つまりなくなるのはの受けだけですので、一番受け入れの広い選択になります。
このような面子に両面とカンチャンがくっついたような形はちょいちょい出てくるので覚えておいて損はないでしょう。
最初のうちはターツや孤立牌の比較ができることの方が何倍も重要ですが。
確認テストは以上になります。8問目までで間違えた人は復習しておくといいと思います。
勘ではなく9問目ができた人は素晴らしいです。その調子で頑張ってください。
1章はどうでしたでしょうか。あがるために最低限必要なことを説明してきたつもりです。質問やこういう題材を扱って欲しいとかあればコメントかTwitterにお願いします。
次回は閑話休題ということで自分の麻雀遍歴とかを書いてみようかなと考えています。
2章では守りについて話そうと思います。1章ほどは長くはならないかな?と思っています。
ではでは、今回の講義は以上となります。
ありがとうございました。
1章 あがれるようになろう⑤
ジグソーパズルを買ったはいいけれど思ってる以上に大変で困っています。
レイトン准教授です。
これまで簡単に手牌の方針であったり孤立牌の比較の話をしてきました。具体的な話が少なかったかなと思ったので、今回は例題を交えて復習していきたいと思っています。
今までと同様に受け入れ枚数を牌効率として話していきます。
前回までに話していなかったのですが、麻雀の特殊な役として七対子と国士無双があります。どちらも4面子1雀頭を作るのではない形であがりとなります。
特に七対子はある程度出現する役なのですが、最初のうちはあまり意識しない方がいいです。面子手を目指していって、たまたまなったら採用するくらいの気持ちでいいと思います。
では例題をやっていきましょう。
1、孤立牌の比較
まずは1問目です。次の手牌から何を切るのがいいでしょうか。孤立牌を比較してください。
ターツを構成していないのなかで牌の強さを比較します。するとかの2択になると思います。さらに、筋の牌であるを持っているとの価値は下がります。よって答えはとなります。
2問目です。ここから何を切るのがいいでしょうか。
これも先ほどと同様ですね。まずはターツを構成していないに絞ります。孤立牌の比較をしてかのどちらかですね。よく見るとピンズはを引いたときにリャンカンを構成することができますね?つまりの方が価値が低いということになります。
こういう風に一見関連していない牌でも1個引くと強くなるということはよくあるのできちんと比較してみるようにしましょう。
2、ターツの比較
さて3問目はターツを比較する場合です。以下の手牌からはどの牌を切るのがいいでしょうか。
まずはブロック数を数えてみると6ブロックありますね?ではどのターツを払うのがようでしょうか。ターツ同士の比較を覚えていますか?両面>カンチャン>ペンチャンでしたね。よって答えはということになります。
4問目です。次はターツ比較の中でもちらっと紹介した特殊な形が出てきます。
これも同様にブロック数を数えると、ソーズが2ブロックありそうなので全体で6ブロックになっていますね。ではどこを切っていきましょうか。候補としてはピンズのカンチャンとソーズのリャンカンというかトイツというかみたいな形ですね。ソーズの形は以前紹介したの受けのある形です。よってしか受けのないを払っていきます。
3、役を考える
5問目です。最後は役を考えてターツを選んでみましょう。
今まで通りブロック数を数えてターツオーバーであることを確認します。今回はカンチャンの3つが切る候補になります。そのうちの部分はフォロー付きになっているので他よりも強いので候補から除外します。ではとのどっちを切るのがよいでしょうか。手牌全体を見ると、ほとんどが2から8の牌で構成されていますね。9mを切ればタンヤオという役を付けることができそうです。つまりこの手牌からは、特にを切るのが正解となります。
さて、例題を5問やってきました。なんとなく今までの内容を復習できたと思います。
次回はこれまでの内容がちゃんとわかっているか確認できるような内容にしたいと思います。自分の実力を簡単に測る1つの指標にしてみてください。
今日の講義はここまでです。
ありがとうございました。